ENMAのブログ

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昔のスポーツ指導者の間違った知識、毛細血管が切れて筋肉が大きくなるというのは嘘

私自身も経験がありますが、一昔前の部活動の顧問や監督に「筋肉は毛細血管が切れて大きくなるんだぞ」と言われたことがある人はいませんか?
今になって思えば、「そんな訳あるかい!」と言いたいところですが、当時幼かった私は、その誤った知識を信じて毛細血管が切れるような感覚があるまでトレーニングを続けていた記憶があります。
全ての人がそうではありませんが、昔の指導者は誤った知識を、平気な顔で子供たちに吹き込んでおり、本来は伸びる可能性のあった多くの才能の芽を潰していたように感じます。

 

  ​​筋肉は毛細血管が切れて大きくなるは嘘​​

 

​毛細血管が切れて筋肉が大きくなるというのは、医学的には嘘です。

筋肉を大きくするには筋肉を刺激するトレーニングを行い、筋肉繊維が増加または筋肉繊維が太くなることが必要です。
この過程で毛細血管が切れることはあるかもしれませんが、それが筋肉の成長に直接的に関係するわけではありません。

 

筋肉を大きくするためには、適切なトレーニングを行うことが重要です。
筋肉繊維に刺激を与えることで、筋肉繊維が増加し、または太くなり、筋肉の大きさが増加します。
レーニングの過程で、毛細血管が拡張したり、新しい毛細血管が形成されたりすることがありますが、これらは筋肉の成長を促すための重要なプロセスではないと考えられています。

 

したがって、毛細血管が切れて筋肉が大きくなるというのは、誤解された情報であると言えます。
筋肉の成長には、適切なトレーニングと栄養摂取が必要であり、毛細血管が切れることが筋肉の成長に直接関係するわけではありません。

スポーツ指導の面では、日本は指導者が分散されており、地域や学校によりレベルの差が極端なのが現状です。
今は簡単に知識を得られる時代です。
レーニングの目的や効果を言語化して語れないような指導者には、気を付けた方が良いかもしれません。


 

 

 

 

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