ENMAのブログ

絵画・アート、筋トレ・フィットネス情報など趣味を中心にご紹介しています

最近話題になっているルッキズムについて

最近、ニュースやネット記事を見ていると耳にすることや目にすることが多くなってきた《ルッキズム》という言葉。
社会で生きていく中で、世間が敏感になっていることについては十分に配慮して行動しなければ生きづらくなっているため、このルッキズムについてトレーニー目線で考えてみました。

 

​​ルッキズムとは​​

 


ルッキズム (lookism)」とは、人々を見た目の良し悪しで評価することを指す用語であり、外見差別や美的差別の一形態です。

 

ルッキズムは、外見に基づく評価や差別につながることがあります。例えば、就職面接での採用判断や、人間関係での人物評価などが挙げられます。また、メディアや広告などにおいても、美的観念に基づいた外見の評価が強調され、ルッキズムを助長している場合もあります。

 

ルッキズムによる差別や評価は、その人の能力や人格などの内面的な要素よりも外見に基づいているため、公正ではありません。外見に関しては個人の努力で変えることができない場合が多いため、ルッキズムによる差別や評価は、その人を不当に扱うことになります。

 

ルッキズムに対しては、多様性を尊重することや、内面的な要素にも注目することが求められます。個人の外見に関することを批判するのではなく、その人の能力や人格、行動などを見ることが大切です。また、メディアや広告なども、多様性を反映させることで、ルッキズムを助長しないように配慮することが求められます。

 

​​ルッキズムが話題となってきた背景とは​​

 

ルッキズムが話題になってきた背景には、以下のような要因が挙げられます。

 

①社会の多様性が広がったこと
近年、社会において多様性が尊重されるようになり、性別や人種、性的指向などの多様な要素を持つ人々が社会に参加するようになってきました。そのため、外見に基づく差別が問題視されるようになったと言えます。

 

SNSインフルエンサー文化の発展
SNSの普及やインフルエンサー文化の発展により、外見やファッションなどの見た目に対する関心が高まりました。これにより、ルッキズムが助長される傾向があります。

 

メンタルヘルスの問題
ルッキズムによる差別や評価は、その人を不当に扱うことになるため、メンタルヘルスに影響を与えることがあります。また、自分の外見に対する不安やコンプレックスを持つ人々が、ルッキズムによってさらに苦しむことになるため、問題視されるようになってきました。

 

以上のような要因から、ルッキズムが話題になってきており、多様性を尊重し、内面的な要素にも注目することが求められるようになっています。


 

​​どう対応していけばいいのか​​

 

ルッキズムに対する解決方法としては、以下のような取り組みが考えられます。

 

①多様性を尊重する社会の実現
社会全体で多様性を尊重し、外見に基づく差別や評価をなくすことが求められます。教育やメディア、政策などの各分野で、多様性を推進する取り組みが必要です。

 

②内面的な要素に注目する
外見だけでなく、その人の能力や人格、行動などの内面的な要素にも注目することが大切です。採用面接や人間関係などの場面で、外見だけでなく内面的な要素にも目を向けることが求められます。

 

③メディアや広告などの多様性を反映した表現
メディアや広告などの表現において、多様性を反映したものを増やすことが必要です。さまざまな人々の姿や表現を掲載することで、ルッキズムを助長しないように配慮することが求められます。

 

④自己肯定感の向上
自分自身の外見に対する自己肯定感を向上させることも、ルッキズムに対する対策となります。自分自身が自信を持って自己表現できることが大切です。

 

以上のような取り組みを進めることで、ルッキズムに対する社会的な認識を高め、多様性を尊重する社会の実現につながることが期待されます。

 

 

 

​​まとめ​​

 


見た目で人を判断することは以前からあったとは思いますが、人には見た目以外にもそれぞれの魅力があります。
人の外見以外の魅力というものは第一印象では測りきれず、どうしても見た目で判断されてしまうのは仕方がないと理解しているのも否定できません。

生まれついたものを変えていくのは難しい事ではありますが、見た目を変える努力をした人を努力しない人が馬鹿にしたりするのも間違いだと感じています。
人は、他人の優れているところよりも劣っているところに目が行きがちで、他人を褒めることが基本的には苦手で、他人よりも自分が優位に立ちたがる生き物です。
人間である限り、すべての人の考え方が一つにまとまることはあり得ないのも理解しているため、難しい問題ではありますね。
しかしながら、私はトレーニーなので自分の見た目には拘っていきます。

 

 

 

 

 

 

グローバルファッションブランド|SHEIN(シーイン)