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良く勘違いされる代謝量と代謝率の違いとは

 

  ​​代謝量と代謝率の違い​​

 

代謝量と代謝率は似たような言葉であり、混同されやすいですが、異なる概念です。

 

代謝量とは、ある期間内に生体内で消費されるエネルギーの量を表します。
この期間は、一日あたりの消費エネルギー量である1日代謝量や、運動や食事などの特定の時間帯に消費されるエネルギー量である特定時間帯の代謝量などがあります。
代謝量は、身体活動や食事などによって変化します。

 

一方、代謝率とは、基礎代謝率(BMR)のことを指します。
BMRは、完全な安静状態で、空腹時に生体内で消費されるエネルギー量であり、一日全体での消費量を示す1日代謝量や特定時間帯の代謝量とは異なります。

 

代謝率は、身長、体重、年齢、性別、筋肉量、体脂肪率などの要因によって決まりますが、基本的には個人の身体構造に応じた一定の値となります。
代謝率は、身体のエネルギー需要を満たすための最低限のエネルギー量を示し、代謝量はその上に、身体活動や食事などによって変化するエネルギー消費量を含みます。


  ​​なぜ意味合いが混同するようになったのか​​

 

代謝量と代謝率の混同が生じる原因は、健康やダイエットに関する情報が、一般的に広く流布されるようになったことが一つの理由です。

健康やダイエットに関する情報は、人々の日常生活に密接に関わるものであり、情報提供者は一般的な用語や語彙を使用することが多いため、代謝量と代謝率が混同されることがあります。

また、ダイエットにおいては、代謝量や代謝率が減少することが減量速度の低下やリバウンドを引き起こす可能性があるため、これらの用語に対する注意や理解が必要とされます。
しかし、一般的には、健康やダイエットに関する情報を提供する文献やサイトでは、代謝量と代謝率の違いについて説明されていることが多いため、情報提供者の認識不足や勘違いなどによって意味合いが混同するようになったのではないかと考えられます。

 

 

 

 

 

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