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【絵画・アートレビュー】東山魁夷『照紅葉』

「照紅葉」は、東山魁夷が1968年に制作した日本画作品で、彼の代表作のひとつとして知られています。

この作品は、画伯が栂尾高山寺への石段を登る時に見た紅葉の輝きを描いており、京都シリーズの中でも屈指の名作です。

東山魁夷『照紅葉』

この作品には、東山魁夷が得意とする独特の「音の表現」が見られ、紅葉の葉が風に揺れる音が、画面から感じられるように描かれています。

「照紅葉」は、東山魁夷が自然の美しさと音の美しさを描き出すことに注力した作品であり、彼の作品の中でも人気が高く、多くの人々に愛され続けています。

この作品からは、日本の秋の美しさが感じられるだけでなく、自然の中での静寂な心地よさも感じられます。