エギング初心者必見!はじめてのエギングでアオリイカを釣ろう
目次
- エギングとは?
- エギングに適した釣り場とは?
- エギングに適した季節は?
- はじめてのエギングで揃えるべきものは?
- エギのキャスティング時に意識するポイント
- エギを動かすときのテクニック
- エギングで釣れるイカ・魚の種類
エギングとは?
エギングとは、専用のルアー「エギ(餌木)」と呼ばれる人工餌を使用して、イカを釣る釣り方のことです。
エギは、イカの姿を模した形状で、中にはエサとして使用される小魚やエビの匂いを含んだものもあります。
エギングの釣り方は、エギを投げて、リールを巻きながら、ロッドをシェイクしたり、エギをジャークしたりすることで、イカの動きを模倣して釣り上げます。
エギングは、魚影が薄い釣り場でも効果的で、磯や堤防、船上など、様々な釣り場で楽しむことができます。
また、エギングには様々なテクニックがあり、エギの種類やカラー、投げ方やリトリーブの仕方など、釣り人の技術や経験によって釣果が左右されるため、熟練者から初心者まで、幅広い層の釣り人に人気があります。
エギングに適した釣り場とは?
エギングに適した釣り場は、イカの生息する沿岸部や港湾、岩場、堤防、磯など、岸から比較的近い水深の場所です。
イカは比較的浅い水深に生息しているため、船釣りよりも岸からの釣りが主流となっています。
また、エギングには水深や流れの影響が大きいため、潮の流れが速くなく、水温が適度な場所が好ましいです。
特に、潮が緩やかで底質が砂地や岩場の場所が狙い目となります。
また、エギングにはライトゲームと呼ばれる、軽量のタックルで楽しめるスタイルもあります。
ライトゲームは、主に港湾や河口部の浅瀬など、アクセスが容易で手軽に楽しめる釣り場が適しています。
エギングは、釣り場の条件や状況によって、タックルやエギの選択、投げ方やリトリーブの仕方など、様々なアプローチがあります。
そのため、釣行前には釣り場の情報や潮汐、天気などをチェックし、適切なアプローチを考えて釣りに臨むことが大切です。
エギングに適した季節は?
エギングは、主に春と秋の季節に適しています。春と秋は、海水温が比較的低く、水温の変化が大きいため、エギングで狙うターゲットであるイカの活性が高まるためです。
春は、昼夜の寒暖差が大きく、海水温が上がり始める時期です。イカは、この時期に卵を産み、子育てを行います。そのため、エサを求めて行動範囲が広がり、エギングで狙いやすくなります。
秋は、海水温が下がり始める時期で、イカがエサを求めて大移動を始める季節です。また、秋にはサバやアジなども回遊するため、イカを狙っていると、意外なターゲットが釣れることもあります。
ただし、エギングは、季節だけでなく、天候や潮の状態にも影響されます。潮の流れが速すぎたり、風が強すぎると、エギングが難しくなることがあります。そのため、釣行前には天候や潮の情報をチェックし、適切なタックルやエギングテクニックを選択することが大切です。
はじめてのエギングで揃えるべきものは?
初めてのエギングに必要なアイテムは以下の通りです。
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エギングロッド
エギングには専用のロッドが必要です。
ロッドの長さは、投げやすさやキャストの精度を考慮して、通常は7フィートから8.5フィート程度が使いやすいとされています。 -
リール
エギング用のリールは、PEラインに対応したものを選ぶと良いでしょう。
リールのサイズは、ロッドの長さに合わせたものを選びます。 -
ライン
エギングに使用するのは、PEラインが一般的です。
ラインの太さは、釣り場の条件や狙う魚の大きさに合わせて選ぶと良いでしょう。 -
エギ
エギングには専用のルアー「エギ」が必要です。
サイズやカラーは、釣り場や狙う魚の種類によって変わります。
初心者は、サイズ3.0~3.5程度のエギが使いやすいとされています。 -
ハリス
ラインとエギの間には、ハリスを取り付けます。
ハリスは、イカの吸盤によるライン切れを防ぐため、また、エギの動きをスムーズにするために必要です。 -
プライヤー
イカを取り出す際には、プライヤーが必要になります。
イカの吸盤が強力なため、手で取り出すのは難しい場合があります。 -
キャリーバッグ
釣り具をまとめて収納できるキャリーバッグを用意しましょう。
エギングは釣り具が多く必要なため、キャリーバッグがあると便利です。
以上が、初めてのエギングに必要なアイテムです。
初めての場合は、釣り具店やインターネットでセット販売されているものを購入すると、必要なアイテムが揃っているため、手軽に始めることができます。
エギのキャスティング時に意識するポイント
エギングのキャスティングは、正確な投げ技術が求められるため、練習が必要です。以下に、エギングのキャスティングのコツを紹介します。
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キャスト前のポジショニング
まずは、キャストする前に正しいポジションを取ることが重要です。風や潮流の向きに対して、ロッドを振る角度を決めて、正しい姿勢で立ちます。 -
ロッドのスイング
ロッドを振るときは、肩を動かさずに腕と手首でスイングするようにしましょう。また、ロッドを振るスピードは、エギの重さや風の影響を考慮して調整します。 -
エギの投げ方向
エギを投げる際には、ロッドを振っている方向と逆方向に投げます。例えば、右から風が吹いている場合は、右にロッドを振って、左方向に投げます。 -
タイミング
ロッドを振るタイミングや力の入れ方も重要です。ロッドを振ると同時に、エギをリリースして投げるようにします。また、ロッドを振り上げるときには、力を入れすぎないように注意しましょう。 -
キャストの高さ
キャストする際に、ロッドを高く振りすぎると、エギが飛び過ぎてしまうことがあります。そのため、風の強さやエギの重さに応じて、適切な高さでキャストするようにしましょう。
以上が、エギングのキャスティングのコツです。練習を重ねて、正確なキャスティングを身につけることで、より効果的な釣りができるようになります。
エギを動かすときのテクニック
エギの動かし方にはいくつかのコツがあります。
以下に、代表的な動かし方のコツを紹介します。
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シャクリング
エギを一定のスピードでリトリーブしながら、ロッドをシャクって、エギに動きを与えます。
シャクる回数や強さ、間隔によって、エギの動きをコントロールすることができます。
エギに自然な動きを与えるためには、シャクる力を弱めたり、シャクる間隔を長めにしたりすると良いでしょう。 -
ホップ&フォール
エギを一定のスピードでリトリーブしながら、ロッドを上げてエギを引き上げ、その後ロッドを下げてエギを落とす動きを繰り返します。
エギが水底に落ちる際には、エギの姿勢を変えたり、水面に向かって跳ね上げたりすることで、魚を誘います。 -
スライス
エギをリトリーブしながら、ロッドを傾けて、エギを斜めに動かします。
この動きで、エギが左右にスライドするため、魚を誘うことができます。
スライスの強さや速度を変えることで、エギの動きを自由自在にコントロールすることができます。 -
ダート
エギを一定のスピードでリトリーブしながら、ロッドを急に引いて、エギをバク転させる動きを繰り返します。
この動きで、エギが急に方向を変えるため、魚を誘います。
ダートのタイミングや強さを変えることで、エギの動きをコントロールすることができます。
以上が、代表的なエギの動かし方のコツです。エギの動き方は、釣り場や狙う魚の種類によって異なるため、実際に釣りをして、その場に合わせた動きを見つけることが大切です。
エギングで釣れるイカ・魚の種類
エギングで釣れる主な魚類の種類は以下の通りです。
- スルメイカ
エギングの代表的なターゲットで、春から秋にかけて釣れます。
浅場から深場まで、様々な場所で釣れるため人気があります。 - アオリイカ
夏から秋にかけて釣れる、美味しいイカです。
エギングで一番メインで釣られている種類のイカで、大型のものは根掛かりに注意が必要です。 - キビレ
磯や防波堤などで釣れる、食べごろの美味しい魚です。
エギングで釣る場合は、岩場や沖合いの砂地などで狙います。 - メバル
夏から秋にかけて釣れる、小型の美味しい魚です。
特に、夜の潮干狩りが人気です。 - タコ
エギングで狙うタコは、小型のものが多いです。
夜に狙うことが多く、照明を使って釣ることが多いです。
他にも、ヒラメやシーバスなどの魚も、エギングで釣ることができます。
釣る場所や季節によって、狙う魚種が異なるため、釣り人はその時々に合わせた釣り方を心がけるようにしましょう。
まとめ
エギングは初心者から上級者まで楽しめるスポーツ性の高い釣りです。
基本的な技術や、気候や潮の流れを読む判断力など、スキルの向上を追求できる面白い釣りです。
初めてのときは誰しもが解らないことだらけです。
釣り場にいる他の釣り人に質問してみるのもいいでしょう。
ただし、マナー面などについては予め釣具屋の店員さんや、知り合いの釣り人に聞いておくのがおすすめです。
他の人に迷惑を掛ける、嫌がらせをするなどのマナー違反はトラブルの元です。
釣りはしっかりとマナーを守った上で気分よく楽しみましょう。