【初心者向け】どういう意味?初心者目線での絵画通な人がよく使ってる謎フレーズ一覧
絵画やアートに詳しい人と話していると、詳しくない人からすると『?』な謎フレーズが出てくることはありませんか?
なんとなく言ってることのニュアンスは解るから話は続くけれど、はっきりとした意味は解らないなんていうモヤモヤとした経験が一度はあるはず。
ということで、「絵画やアートに詳しい人と話していると、よく耳にする謎フレーズ」を意味と一緒に一覧でご紹介します。
【グラデーション】
白から黒に向かっていく中での中間色を、濃度の異なる灰色で表現することで、色濃度や明暗の調子が段階的に変わっていく様子や方法を表す。
色の濃淡や明暗、色相などを豊かに表現することができる。
【クロッキー】
人物や動物などの特徴や動きを捉えて、短時間で素早く捉えて描くこと。
または、描いたもの。
作品を制作する上での構想や画力向上の練習として描く「速描き」や「粗描き」のこと。
鉛筆や木炭などで描くことが多い。
【構図】
テーマが伝わるように、与えられた対象を組み合わせて画面に配置すること。
画面の中の配置を示す言葉でレイアウトと呼ぶこともある。
【構造】
作品を作り上げている各部分や材料の組み合わせ方、または組み合わせてできたもの。
【コントラスト】
色や明暗の差のこと。
ハイコントラストとは明暗の差が激しいということを指す。
【自然色】
明るさや光源の反射などの影響を受け、実際に目に見えてくる色のこと。
【質感】
材質がもつ、視覚的・触覚的なもの、表面の肌合い。
【タッチ】
描画材による点、線、調子のこと。
絵全体の印象をいうこともあり、描き進める際に自然とでてしまう描き手の癖の意味で使われることもある。
【ディテール】
絵の細部や細部の描写、部分部分の細かな表現のこと。
【デフォルメ】
感情表現や造形的な意図を強調するために、自然で正確な再現を捨てて意図的に施す変形のこと。
【フォルム】
ものの形や構造、形態のこと。
シルエットと似た意味合いで使われることが多い。
【俯瞰(ふかん)】
対象よりも観察点が高いこと。
高い所から見下ろすことで、全体像を広い視野で見渡すこと。
【マチエール】
絵肌という意味。
絵画においては表面のゴツゴツやツルツルなどの絵肌や、その状態のことを指すことが多い。
【モチーフ】
創作の動機やテーマ、描く対象のこと。
【ラフ・裸婦】
短時間で簡単に描かれた絵のこと。
または同音で女性のヌードデッサンを指す場合がある。
いかがでしたでしょうか?
上に挙げた以外にもあると思いますが、私が絵画やアートについて無知だった時に疑問に思ったフレーズを挙げてみました。
同じような絵画初心者の方の参考になれば嬉しいです。