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【初めて買う絵画・アート】油絵を飾るときの豆知識

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引っ越しなどで新居に移り住むとき、新築を建てたときなどに絵画を飾ろうと考えている方にちょっとした豆知識をご紹介します。

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絵画展などによく行かれるような知識のある方は別として、【絵画】というフレーズを聞いてイメージを浮かべると、まず頭の中に想像したのは【油絵】だったという方は多いのではないでしょうか。
乾性油を主体としたメディウム剤を用いて粉末顔料を練り合わせた絵の具を油絵の具といい、この油絵の具を使用して描く絵画技法あるいは絵画作品を油絵または油彩画といいます。
油絵は確かに魅力的な絵画ですが、意外と保管方法など気を付ける点があります。

①油絵を選ぶ際には絵のサイズと飾る予定のお部屋の大きさを考えて選ぶ。
多くの油絵は近くで見ると様々な色を重ねて描かれており、至近距離で見ると描かれた対象がぼんやりとして見え、一定の距離を置いて離れてみると、描かれた対象をしっかりと認識することができます。
この鑑賞距離を十分に取れる間取りを考えて絵画のサイズを選ぶのが、絵画の魅力を最大限に楽しむちょっとしたポイントです。
大きなサイズの立派な絵画を、十分な鑑賞距離の取れないスペースに飾ってもかえって勿体ないものになってしまいます。

②直射日光の当たる場所、高温多湿の場所に飾るのは避ける。
油絵の具の特性上、常に30度以上となるような高温の場所や、水回りに近い多湿となるような場所に飾るのは避けましょう。
油絵に限らず他の絵画でも言えることですが、劣化や変色、ひび割れやカビの発生などの原因となってしまうことがあります。
極端に気温の変化が激しい場所も避けた方がいいでしょう。

ちょっとした事ではありますが、絵画を楽しむための豆知識でした。