東山魁夷マスターピースコレクション
額装といえば絵画を飾るうえでは必要不可欠となるものです。
絵画自体を引き立てる装飾であり、絵画を守る目的でも重要な役割をもっています。
これまでの額装は絵画自体のシートと額のガラス面との間に空間があり、シートが空気に触れてしまう構造となっていました。
シートが空気に触れてしまうことで起こる問題としては、以下のような点が挙げられます。
①空気中の水分によりシートにカビやシミ、紙の波打ちが出来てしまう。
②空気に触れることで絵具が酸化して変色してしまう。
③光の反射角の影響により見る角度によっては画面が見えにくくなる。
以上のような問題点を解決した最新の額装技術が『彩美版プレミアム』です。
JR長野駅に展示されている東山魁夷の『静映』をご存じでしょうか？
常に外気にさらされる場所にありながら、今現在でも美しい色合いを保っています。
実はここでも彩美版プレミアムの技術が使用されています。
彩美版プレミアムとは？
最新の技術により絵画のシート面とガラス面を圧着することにより、絵とガラス面との空間を完全に取り除いています。
これにより、空気中の水分の吸収によるカビやシミの発生、酸化による絵の具の変色を防いでくれます。
これにより買った当時の美しい状態を半永久的に保存してくれるのです。
さらにはガラス面とシートの空間が無くなることにより、光の反射による影響をほとんど受けず、見る角度を変えても美しい絵が楽しめます。
額はシルバー塗装の木製額で、飾る場所の移動や掛け替えの際には女性でも一人で取り扱えるほどに軽量に仕上げられています。
シルバーの色合いはどのような壁面にも合わせられ、現代の住宅に多いコンクリートや白壁、木目調や土壁にも自然に溶け込む万能額となっています。
裏面には偽造防止シールが備えられた真作を保証する奥付シールが貼られています。
彩美版プレミアムの技術は現在は『東山魁夷マスターピースコレクション』のシリーズにのみ使用されています。
色彩の鮮やかさが魅力の東山魁夷作品を保存環境の心配がなく楽しめる最新技術、『彩美版プレミアム』。
シリーズのラインナップは下のリンクからご確認いただけます。
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