マッチョはなぜ黒いのか
ボディービルやフィジークの大会映像を見てみると、ほぼ全ての選手が黒光りするくらい色黒の肌なのが目につくと思います。
以前、「筋トレを続けると肌の色が黒くなるの?」と質問されたことがありますが、筋トレをしても肌は黒くなりません。
ボディービルダーはなぜ肌が黒いのか
ボディービルダーやフィジーク選手の肌が黒いのは、《大会で筋肉の見栄えを良くするため》です。
ステージ上では選手をライトアップするために、かなりの照明が当てられています。
肌の色が白いと、この照明の光により筋肉の凹凸がぼやけて見た目が悪くなってしまうんです。
実際に近くで見ると、すごく色黒の肌をしている人でも、ステージ上では色が薄く見えるほどに会場の照明が色を飛ばしてしまうこともあります。
ボディービルダーは年中日焼けをするのか
日焼けは肌にダメージを蓄積する上に、長年の日焼けにより肌が垂れ下がってくることもあります。
スプレータンニングやボディーカラーリングなどの、肌に色を塗る施術を行うことで日焼けをせずに褐色の肌に見せることができ、大会期間以外では色白の肌だという選手もいます。
まとめ
マッチョの人の肌の色が黒いのには理由があることが解りましたね。
もちろん日焼けやカラーリングをしたからと言って、必ずしも大会での順位が良くなるわけでもありません。
甲乙つけがたいくらいに同じレベルの選手が並んだ時に、最終的な審判員の判断材料の一つとしてカラーリングの差が出ることがあります。
もしも身近に褐色の肌で筋トレを頑張っている人がいたら、大会で勝つための要素の一つとなりますので、馬鹿にせずに見守ってあげてくださいね。